9頭身ボディで見据える輝かしい未来！ 斎藤恭代が苦難を乗り越えるまでの10年間｜リーズンルッカ
9頭身ボディで見据える輝かしい未来！ 斎藤恭代が苦難を乗り越えるまでの10年間
圧巻のプロポーションで世間を驚かせた173ｃｍのグラビアモデル・斎藤恭代が、6月からホリプロに移籍！ 新たな一歩を踏み出した斎藤さんに、順風満帆とはいかなかったこれまでの経歴と、これからはじめたい新しいことについて単刀直入に聞きました！ 「ホリプロで何がしたいですか？」
■大きな挫折後、希望となった芸能活動
「9頭身グラビアモデル」という肩書にふさわしい、すらりとのびた手足にしなやかなプロポーション。そして、周囲のムードも変えてしまうような華やかで明るい笑顔。それだけで十分にアーティスティックな存在感を放ち、雑誌や写真集がヒットするのも頷ける斎藤恭代だが、芸能生活をスタートさせてからは、じつは10年の月日が流れている。ここに至るまでの道は意外にも険しく、苦難と挫折の連続だった。まずは高校時代に遡る。
「福岡の高校に器械体操の特待生として入部して、厳しい練習に耐えながら全国大会を目指していました。でも、最後の大会で演技しているときに大きな怪我を負ってしまって、インターハイ出場の夢が潰えてしまったんです。しかも個人ではなく団体だったので……それは大きな挫折でした」
懸命のリハビリによって傷は癒えたが、体操選手としての道は絶たれたに等しいものだった。そんな彼女の未来に光を差したのは、芸能活動だった。
「それまでまったく興味はなかったんです。ただ、福岡の『月刊くるめ』という地元誌に写真が掲載されて、そこから派生して生まれたアイドルグループに所属したことで、こういう道もあるのかなと」
■ミスコン出場、上京――そこからの苦難
当初はトントン拍子で仕事が決まり、「ミス・アース」と呼ばれる世界規模のミスコンでは日本代表に選出。世界大会では入賞こそならなかったものの、直後に上京も決め、さらに大きな活動に乗り出そうと考えていた。
「ミス・アース日本代表にも選ばれて、"よし、これから！"と思っていたのですが、そこからオーディションに落ち続ける日々がはじまりました。"売れないよ"とか、はっきり"ダメ"とか、けっこうキツい言葉もかけられて……でも、私は負けず嫌いなので、そこで諦めるとか、辞めたいとかは思わなかったです。いつか有名になって、見返してみせる！ という気持ちは常にありました」
終始明るい笑顔の中に、芯の強さが滲む瞳。「その他大勢」のままでは終わらないという強い思いは、スポーツ選手としての将来を怪我によって強制的に絶たれた過去も大きく影響しているのだろう。だが以降も、難しい状況はまだまだ続いた。自身が中心となって立ち上げたアイドルグループも、コロナ禍の影響をモロに受け解散。芽が出ないことに焦りは感じつつも、習得していた特技が、自身を助けることになる。
「ヨガをやっていたことですごく助けられましたし、精神的にも落ち着くことができました。ヨガって、常に自分と向き合うことが求められるので、そこで自分の気持ちを確かめながら前に進むことができました。加えてライセンス(RYT500。上級のヨガインストラクター資格）を持っていたので、インストライクターとして老人ホームに通い、シニアの方々に教えていました。そこでのコミュニケーションは楽しかったですし、金銭的にも助かりました。それまではカラオケ屋でも働いていたりして、なんとか食べていっていましたね」
■肩書を捨てて臨んだ撮影会が大きな転機に
アイドルという手段や、ミス・アース日本代表という肩書だけでは目標に届かないと判断した斎藤は、新たなチャレンジに乗り出す。一から芸能活動をはじめる気持ちで、撮影会への参加を決意する。
「撮影会に参加したことで、自分の人生がガラッと変わりました。そこで編集者の方にスカウトして頂いて事務所（前の事務所）も決まり、雑誌の表紙を飾ることができるようになりました。それまでは数千人を上限にして伸び悩んでいたフォロワー数が、『週刊プレイボーイ』に掲載されたことで一気に8万人も増えたんです。念願だった写真集も発売することができましたし、それまでの悩みが嘘のようでした」
グラビアモデルの仕事では、水着を着て肌を露出することも増える。自身の身体が資本になることを意味しているが、そこで得た周囲からのリアクションは、彼女のコンプレックスを軽減させていった。
「背が高すぎるのが嫌で、それがずっとコンプレックスでした。それがグラビアの世界だと"9頭身"と褒められて、ひとつの武器になりました。正直、グラビアの世界に飛び込んだときは年齢的にも上の方だったので不安もあったのですが、そういう年齢も気にすることなく楽しんでもらえるファンの方にも出会い、求めてもらえるうちはやり続けたいなと思いました」
■それで斎藤さん、ホリプロでやりたいこととは？
そして今年の6月から、一念発起して事務所を移籍。新天地として選んだのはホリプロだった。
「グラビア活動だけでなく、もう少し活動の幅を広げていきたいと思って移籍しました。具体的には、ランウェイなどこれまで経験したこと・学んだことを活かして女性ファッション誌のモデルや、演技にもチャレンジしたいという気持ちもあります。それと、ありがたいことに"斎藤さんに憧れて、グラビアの世界に入りました"と言ってくれる後輩の子たちも出てきてくれたので、私自身が、もっと華やかに、もっと自由に活動できることで見本になりたいですね」
「綾瀬はるかさんのようにアクションができる女優に」と、未来を語ってくれた彼女。最後に、ホリプロが『週刊プレイボーイ』編集部とともに開催している次世代スター発掘企画「HORIPRO×週刊プレイボーイ ニューヒロインPROJECT」に対してもコメントをいただいた。次世代スターを目指す芸能志望者にかける言葉には、これまで苦労を重ねてきた彼女らしい、優しさと気遣いが溢れていた。
「何よりも、諦めないことです！ 今回のプロジェクトもそうですし、仮に今回がダメでも、いろんな道はあります。うまく行かなくても、塞ぎ込んだり、止まったりしないようにモチベーションを維持していくことが大事ですね。あと、『週プレ』さんとのコラボということでグラビア志望の方も多いと思うのですが、グラビアは正解がないので、自分の特徴や個性を全面に出していくのが良いと思います。私もまだ、これから正解のない道を進んでいくことになるので、一緒に頑張っていきましょう！」
【リーズンルッカ's EYE】斎藤恭代を深く知るためのQ&A
Q.現在、ハマっているものは？
A.最近はカメラにハマっています。今はGRⅢというコンパクトデジタルカメラを使っていて、これで撮影するとすごく写真がうまくなったように思えます（笑）。そもそもは、私がフォトグラファーとして新人のグラビアアイドルを撮影する、という企画があって、それがすごく楽しくて。撮られている人の気持ちもわかるし、編集の方々が欲しいカットもわかります。「この辺に文字を入れたいんでしょ～？」とか、「横位置でバンっと載せたいんでしょう～？」とか（笑）。なので、いつでもお声がけください！
＜編集後記＞
現場に現れた斎藤さんの想像以上のスタイルの良さに、撮影現場に同行したリーズンルッカのスタッフや筆者も言葉を失いそうに。斎藤さんは「身体が資本なので」とおっしゃっていましたが、その体型維持や弛まぬ努力が窺えました。質問に対してもざっくばらんに話してくれるスタンスも、とても人間味にあふれており、楽しい取材となりました。
＜マネージャー談＞
とにかくその場にいる人たちを元気にするハッピーオーラが溢れる人です！
現場では周りのスタッフへの気遣いや優しさにあふれていて、これまで一人で頑張ってきた分一緒に頑張っていきたい、と思えるそんな人柄です。
とても字が美しいのに漢字を間違えるという天然な部分もあります。つい先日も、ある所に提出する資料に「株式会社」と書くところを「株式社会」ととても丁寧な字で書いていました笑
これから様々なことに挑戦しながら頑張っていきますのでよろしくお願いします！
＜撮影の様子はこちら！＞
＜ホリプロ×週プレ「ニューヒロインPROJECT」応募概要＞
グラビアをもとに俳優、タレント、モデルなど幅広い分野で活躍できる「ニューヒロイン」を探すオーディションです！
グランプリはホリプロに所属!週プレの表紙&巻頭デビュー!賞金 100 万円も!
【応募期間】
2025 年 6 月 10 日(火)13:00〜 2025 年 8 月 10 日(日)23:59
（応募はエントリー時点で 15 歳(高校生以上)〜30 歳の女性が対象。）
【応募方法】
応募はオーディションサイト内の LINE アカウントからのみ受付。
https://line.me/R/ti/p/@816nnkrl
※募集条項は Google プラットフォームでの入力となり Gmail の登録が必須です
※受付は LINE のみとなります。
【HP や各 SNS など】
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【プロフィール】
斎藤恭代（さいとうやすよ）
1996年4月22日生まれ、栃木県出身。「奇跡の9頭身ボディ」と呼ばれる完璧なプロポーションでグラビア界を席巻。2025年6月、ホリプロに移籍。特技は器械体操、ヨガ。癒やしは自宅で飼っている猫3匹
取材・文／森樹
写真／溝口裕也
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