マガジン | 眉山日和

マガジン | 眉山日和

Vol.02

MIHO IKEDA
びざんミーティング メンバー
建築家・池田美穂

眉山は、古代ロマンが息づく

「物語の山」。

徳島市の真ん中にそびえる徳島のシンボル・眉山。
市街地からほど近く、日常のすぐそばにありながら、

この山には"古代の香り"が色濃く残っています。

古墳や祠、伝説の地が点在し、

歩けば歩くほど古代のロマンに出会える場所。
今回は、建築家であり古代史を愛する池田さんに、

眉山に隠された歴史の魅力を伺いました。

出会いと気づき

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眉山に眠る物語

眉山を語るうえで欠かせないのが、大滝山近くに立つ神武天皇像。
「戦前に宮崎と徳島の2体しか建てられなかったと言われています。なぜこの地に? なぜ眉山に? その理由はいまだに謎のままなんです」。
池田さんは、像の向きや配置、建立時期に込められた意味を探りながら、「この場所に祀られた理由」を想像します。
「朝日が差す方角、剣山とつながる視線、そして人々の祈り──。偶然ではないはずなんです」。
さらに、眉山のふもとには聖徳太子の墓があるという伝説も残っています。タタリ谷と呼ばれるその一角には、青石で組まれた古い石段や梵字の刻まれた石があり、訪れた人々の心を静かに揺さぶります。
「本当に聖徳太子のお墓かどうかはわかりません。でも、確かにこの山には"祈りの場"が点在している。古代の人々が空を見上げ、神に語りかけた痕跡が残っているように感じます」。

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「古代史と言っても、私が好きなのは都市伝説とか陰謀論とか、そっちの方面なんです。コロナ禍によって世界観がより変わりましたね。それでその当時たまたま乗った代行の運転手さんが、『阿波古事記研究会』の方を紹介してくれて…」と話しはじめてくれた池田さん。
「眉山にある神武天皇像って、実は全国でも珍しいんです。昔は宮崎と徳島の2体しかなかったらしくて。なぜここに?と思って調べたら、いろいろなことに気づいて。全てが偶然じゃない気がしたんですよね」
そう話す目は、まるで探検家のよう。今では、眉山を訪れるたびに古代の人々の痕跡を感じ取るという池田さん。建築や地形、祠の向きなど、すべてが何かの"メッセージ"のように思えるのだそうです。

眉山で感じる、

時の流れ

池田さんが好きな場所は、眉山山頂からの眺め。
「ここから見る景色は、古代の人々も見ていたはずです。吉野川や淡路島、剣山まで一望できる。まるで"古代の国"を見渡しているような気持ちになります」。
そう語る彼女にとって、眉山は"過去と今をつなぐ場所"。古墳や神社をめぐりながら、時には立ち止まり、風の音に耳を澄ます──。
「同じ山でも、季節や時間によって全然違う表情を見せてくれる。その変化の中に、"時間を旅する感覚"があるんです」。

眉山の魅力を伝えたい

祠、石碑、伝説、自然。どれも目立たず、静かにそこにあるだけ。けれど、それら一つひとつが積み重なって、今の眉山を形づくっています。
「派手な観光スポットではなく、静かに歴史を感じる山。そんな場所が、日常のすぐそばにあることこそが、徳島の宝だと思うんです」。
池田さんは、眉山をめぐる"古代史スタンプラリー"を企画中だといいます。地図を片手に祈りの道を歩き、伝説のピースを自分の足で探す──。
「学問というより、旅なんです。歩けば歩くほど、眉山という山が"生きている"ことを感じます」。

 

古代の記憶をたどる道は、今も静かに、眉山の中に続いている。知れば知るほど新しい顔を見せてくれる山。
池田さんは最後に、こう語ってくれました。
「個人的には、ロープウェイで登っちゃうと徒歩だけになってしまって、あまり移動できないから、できたら車でいろんなスポットを回って欲しいですね。まずはロープウェイで登って徒歩で回れる範囲と、あとはやっぱり車で行くルートで。神武天皇のところも車で行かないと回れなくて。できたら車で1回は回ってほしい感じがしますね。欲を言えばロープウェイで登っても、全部ぐるっと見て回れるような古代史スポットをまとめたいんですけどね。それは今後の目標というか夢ですね」。

 

私たちのすぐそばにある山の中に、こんなにも深い"古代の時間"が流れている。
池田さんの語る眉山は、遠い昔と今をつなぐ架け橋のようです。

 

writer / yurio yamamoto

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10/18,19 開催の眉山日和 イベントで

[眉山歴史クエスト]の企画していただきました。

​ご家族・子供達に楽しんでいただけました。


https://www.bizanbiyori.com/%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3

街と寄り添う、徳島のシンボル。

徳島市 眉山 観光

徳島市のシンボル、眉山。なだらかな稜線が眉の形に似ていることから名付けられたこの山は、地元の人々にとって特別な存在です。

ロープウェイで登れば、市街地を一望する360度の大パノラマが広がります。昼間はキラキラと輝く徳島の街並み、夜は宝石をちりばめたような幻想的な夜景を楽しめます。春には桜が咲き誇り、秋には紅葉が山を彩るなど、四季折々の表情を見せてくれます。

もちろん、眉山の魅力は景色だけではありません。山頂の公園でのんびり過ごしたり、カフェでくつろいだり、歴史を感じる寺社を巡ったりと、楽しみ方は人それぞれ。

このマガジンでは、そんな眉山のまだ知られていない魅力や、訪れるたびに新しい発見があるようなスポットに寄り添って生活している人々のストーリーを、写真とともにお届けします。さあ、あなたも眉山の新しい一面を見つけに、出かけてみませんか?

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